広島長野久義外野手(34)が1回、移籍後本拠地初打点となる同点犠飛を記録した。

1点を先制された直後の1回裏。無死一、三塁で3番に入った長野は、中日大野雄から左中間方向に飛球を打ち上げた。中堅大島が定位置より左やや前方で捕球すると、三塁走者田中広がタッチアップ。本塁へ滑り込んだ。

31打席ぶりの打点をマークした長野は「打ったのはツーシームかな。(田中)広輔がよく走ってくれました」とコメント。本塁生還の田中広に向かって、一塁ベース付近で1度頭を上げると、ベンチ前に戻り再び大きく頭を下げて感謝を表した。