広島が今季2度目の8連勝を決め、初の単独首位に立った。先発野村祐輔投手(29)が7回を0封。2番菊池涼介内野手(29)が中日先発大野雄に1人で31球を投げさせる驚異の粘りを発揮し、5回に決勝2点打を放った。

緒方孝市監督(50)の談話は以下の通り。

-最後はひやひやしたが先発野村が粘投

緒方監督 祐輔ね。立ち上がりはあれだったけど、中盤からキレが出てきた。いいところで今日は下げた。

-菊池涼が驚異の粘り

緒方監督 キク、いいねえ。紙一重のとこで、厳しいところはカットして、状態がものすごくいい。このままキクのところからクリーンアップに入れば、得点できる確率が高くなる。(前回対戦で完封負けした大野雄に対し)前回と違うところを各打者が見せてくれた。相手投手を苦しめられた。

-首位浮上

緒方監督 関係ないね。これは言い続けているけど、勝った中でも、しっかりしなくちゃいけないところ、ミスというのが出ている。こういうところが成長できれば、安定した戦いができるようになる。