中日の加藤宏幸球団代表は8日、6日のソフトバンク3回戦(ヤフオクドーム)での判定について、杵渕セ・リーグ統括と電話で話し合ったことを明かした。

同戦で大島の本塁突入がアウトになり、中日がリクエスト。判定は覆らなかった。場内映像などから、中日球団からセ・リーグに(1)大島の手がミットのタッチより先にホームに入ったのでは(2)捕手は右手に球を持ち、左手のミットと一体化していないのでは-との2点を、前日までに口頭で問い合わせていた。

審判部長から事情を聴いた同統括からは「映像では確認ができず、ルールに従い最初の判定を採用した」と、同代表は説明を受けたことを語った。

また同統括は、与田監督にも電話で直接説明を行った。与田監督は、「リクエスト、判定について各監督と審判との意見交換の場を持てないか」と要請。リーグ側も前向きで、今オフにも意見交換会が開かれる可能性が高まった。