広島高橋大樹外野手(25)がプロ1号を放った。プロで初めて「1番左翼」に抜てきされた2打席目。

1-1の3回先頭で、DeNA今永にカウント1-2と追い込まれながら、4球目の148キロのストレートを左翼スタンドに運んだ。ベンチでは、チームメートから「祝福の袋だたき」にあった。

「打ったのはストレート。追い込まれていたので何とか必死に食らいついていきました。しっかりと自分のスイングで捉えることができました」

12年のドラフト1位。龍谷大平安時代は通算43本塁打を誇り、入団当初は2位鈴木誠也外野手(24)より注目されていた。持ち前の長打力が、ようやく花開いた。