全セの「1番中堅」でスタメン出場した阪神近本光司外野手(24)が、先頭打者本塁打を放った。

全パの先発オリックス山岡の2球目を強振すると、打球は左中間スタンドに向かって伸びた。そのまま着弾。甲子園は歓声の渦に包まれた。

試合前には2戦連続の盗塁に向けて「まずは塁に出たいですね」と話していたが、小力のあるスイングで雨を切り裂く先頭打者アーチを放った。

球宴の先頭打者弾は昨年の西武秋山以来で史上11度目で、新人では史上初の快挙となった。