カード勝ち越しがかかる楽天が「ショート・スターター」で継投に入った。

7月27日の2軍戦で2回30球を投げて中4日で先発の釜田佳直投手(25)は1回に暴投で追いつかれ、2回も先頭打者をストレートの四球で出すなど苦しみながら、3回を内野安打2本、2四球で1失点と粘投。球数は53球だったが、4回から2番手で辛島航投手(28)が今季16試合目で初めて救援としてマウンドに上がった。

リードした状態でバトンをつないだ釜田は「とにかく1人ずつ1人ずつと思って投げました。リードを保った状態で次につなげて良かったです」とホッとした様子で話した。

辛島も3回3安打3四球と毎回走者を背負いながら無失点。2人で1点のリードを保ち、終盤に持ち込んだ。