巨人田口麗斗投手(23)が、好リリーフで2勝目をマークした。

同点の5回から登板し3回を3安打無失点。7回2死二塁のピンチで原監督とマウンドで意思確認し、マルテの申告敬遠を選択。一、二塁から糸原を二飛に仕留めしのいだ。

今季41試合目(うち先発は2試合)の登板で52回2/3、873球を投げ抜いてきた。イニングまたぎはチーム最多の13試合目。「去年まではなかった経験ができている。チームの勝ちに関わっていきたい」と充実感を漂わせた。

首脳陣もタフネス左腕を高評価した。原辰徳監督は「彼は我々にとって、幅のあるブルペン陣の1人ですね。一番、幅があるでしょうね。その点では思い切って、あそこで(先発の高橋)優貴から代えられたのも、田口という投手がいたからというところですね」と信頼を口にした。宮本投手総合コーチも「さすがです。投手陣のオールラウンドプレーヤー。頼もしい存在です」とたたえた。