春季リーグで2位に終わった白鴎大が、中心選手たちの活躍で秋季リーグ初戦で白星発進した。

1-1の5回、プロ注目のラミレス・レンソ内野手(4年=文星芸大付)がバックスクリーン右への推定125メートル弾で勝ち越しに成功。さらに2死二塁で、1番・金子莉久外野手(4年=国学院栃木)が左中間へ適時三塁打を放ち、一気に突き放した。

プロ5球団が視察する中、50メートル5秒7の快足を披露した金子は「盗塁がゼロだった」と悔しそうにしながらも「三塁打も含めて、4打席出塁できたのは役割を果たせたと思う」とチームの勝利に満足そう。ロッテ榎スカウトは「足はドラフト候補の中でもトップクラス」と評価していた。