阪神藤浪晋太郎投手がプロ入り初の連投に挑戦した。2日のJR西日本戦に続き、この日の大阪ガス戦でも4番手で登板。1回を無安打無失点に抑えた。

ドラフト候補の小深田に対しては、この日最速154キロの直球で左飛に抑えた。藤浪は「いい感じで2日投げられた」と満足げ。平田2軍監督も「右(打者)へも、いいまっすぐが行っていた。全力で腕を振らせ、いい感触をつかませようと思って短いイニングを投げさせている」と狙いを説明した。

▽阪神香田2軍投手コーチ(藤浪の連投について)「抜け球なく、しっかりバッターに向かっている。(意図は)指の感触を常に持っておいてもらうため。成功体験を積み重ねてくれたら、また違うものが見えてくるんじゃないかな」