明大が首位法大に先勝を許した。春の王者が今秋はここまで3勝3敗と波に乗りきれない。

今秋ドラフト1位候補右腕のエース森下暢仁投手(4年=大分商)が先発。DeNAなどが視察する中、初回2死後に3連打を浴び、先制を許した。9回完投し、9安打2失点。相手の打ち損じが安打になるケースも多かったが、森下は「しっかり空振りを取れるところに投げ切れれば、ああいう打球は出ない」と声を落とした。

大学通算15勝で、いまだ法大戦では勝利投手になれていない。森下は「何とか法大の連勝を止めたい」と、6日第2戦の必勝を主将として意気込んでいた。