阪神ラファエル・ドリス投手は絶体絶命のピンチでこれ以上ない快投を決めた。

7回裏、三塁北條の適時失策で同点とされ、なおも1死満塁で登板。7番柴田はフルカウントからフォークで空振り三振に仕留め、代打佐野もフォークで中飛に抑え込んだ。勝ち越し点を許さず、早くもCS2勝目までゲット。「四球もダメ。自信を持ってストライクゾーンに投げ込もうと思っていた。野球にエラーはつきもの。助け合いだから」と仲間を救って喜んだ。