巨人原辰徳監督が東京ドームで10度、宙を舞った。リーグ優勝を決めた際は号泣したが「本拠地で1つのヤマを越えられたというのは格別です」と笑顔で喜んだ。

7回は1死一塁から代走の切り札増田大を送り出し、ゲレーロに2ランが飛び出した。相手が盗塁を警戒した中で、外角直球を引き出し「増田が30%ぐらい打たせてくれた。バッターだけを考えて投げさせたくはなかった」と貴重な追加点を奪った。6年ぶりの日本シリーズへ「ハツラツ、ノビノビと戦っていく」と宣言した。