東北福祉大が乱打戦の末に8-9でサヨナラ負けした。17年夏の甲子園V腕、綱脇慧投手(2年=花咲徳栄)にとってもホロ苦い「ご当地」デビュー。1点リードの3回から2番手で登板も中犠飛で追い付かれ、5回は1死から3連打を浴びて3点を勝ち越された。

神宮は実家から自転車で15分の距離にあり、スタンドから幼稚園や小学校の先生の声援が届いた。「最後は津森(宥紀、4年=和歌山東)さんの闘志あふれる投球を目に焼き付けました」と、エース継承の意気込みを口にした。

▽東北福祉大・冨木崚雅外野手(4年=天理、7回に代打で同点2ラン)「力が入って初球のカーブをファウルした。次も同じカーブで力を抜いて打てました。打った瞬間に確信しました」