脳トレから花開かせる! 阪神中谷将大外野手(26)は、500万円ダウンの年俸3000万円でサインした。

17年に20発を放った長距離砲も今季は打率1割8分1厘、6本塁打。プロ10年目に向け「20本はもう過去のこと。新しいことに挑戦しないといけない。長打を出しつつ、確実性も残せるように」と厳しい表情で目標設定した。

6月上旬からの2カ月半は2軍暮らしが続いた。打席に入ると狙い球を絞りきれないケースが多かったという。「自分の打ち方を確立できなかったのが1番。頭の中を整理できなかった。打撃の中に芯がなかった」と反省。オフは筋力アップを図りながら、同時にフォームや配球を映像で分析し直す。新助っ人ボアの加入もあり、一塁、外野争いは激化が必至。「しっかり空いているところを見つけて、貪欲に入り込んでいきたい」と気合十分だ。(金額は推定)