埼玉・加須(かぞ)市が主催する「加須きずな少年野球教室」が22日、同市内で行われた。
加須市の合併10周年に際し、17年から観光大使を務めるオリックス若月健矢捕手(24)が、地元のために動いた。同市にある強豪・花咲徳栄の後輩プロ野球選手7人に声を掛け、少年野球教室が実現した。周辺都市も含めて27チーム約300人の小学生が参加し、技術指導などで交流した。
若月は「地元でこういうことができるのは本当にうれしいことです」と実現を喜んだ。少年野球教室には自身がかつてプレーした少年野球チーム「大桑ジャイアンツ」の後輩たちも参加していただけに、感じるものも多かったようだ。
花咲徳栄は現在、5年連続でプロ野球選手を輩出している。同校OBでは現役最年長となる若月は「西川くんや野村くんは年代もかぶっていないけれど、みんな同じようなことを子どもたちに教えていた。高校での教えが残っているからこそだな、と感じました」と後輩たちからも刺激をもらっている様子だった。
<加須きずな少年野球教室の主な講師>
オリックス若月健矢捕手(24)
DeNA楠本泰史外野手(24)
西武愛斗外野手(22)
広島高橋昂也投手(21)
オリックス岡崎大輔内野手(21)
西武西川愛也内野手(20)
中日清水達也投手(20)
日本ハム野村佑希内野手(19)
船越千紘捕手(23=エイジェック女子硬式野球部)