令和の怪物!? それとも!? ロッテがドラフト1位の佐々木朗希投手(18=大船渡)ら新人7選手のニックネームを公募することを検討している。実現の場合、15年から毎年実施されている「マリンフェスタ」で着用するニックネームユニホームの背ネームに採用される。

昨年の同企画では、井口監督は「GUCCHI」、井上は「AJA」だった。佐々木朗の背ネームは今回、最大の注目だ。

「令和の怪物」の称号が世に出始めたのは、昨年4月6日。U18高校日本代表1次候補合宿の紅白戦で高校生史上最速163キロをマークし、球界のスター候補として注目を集めた。実は翌7日の記者会見で、別のニックネームも浮上しかけた。ともに合宿に参加した星稜・奥川が合宿初日夜の宿舎で「みんなは朗希って呼んでるよ。なんて呼べばいい?」と尋ねたところ、佐々木朗が「ろうたん」と答えたという経緯を、報道陣の前でいきなりいたずらっぽく披露したのだ。

当時、佐々木朗は「あれは違うから!」と慌てて否定し沈静化していたが、今回の企画に際し「保育園のころは、ろうたんと呼ばれていたような気もしますが…」と自らコメントしており、再浮上の可能性もある。「ROUKI」か「ROUTAN」か「REIWA」か、それとも…。「ファンの皆様に考えてもらう方が楽しみです。どんなニックネームが来るか今から楽しみです」と心待ちにしているようだ。【金子真仁】