西武外崎修汰内野手がパワースポットから始動した。4日、埼玉・所沢でトークショーに参加。年末年始は地元の青森・弘前に帰省し、実家の近くにある「金剛山 最勝院」へ初詣に出かけたことを明かした。

日本最北端の五重塔があると言われる最勝院。「今年は五輪もある。ぜひ出たい。去年(プレミア12で)優勝してさらに強くなった」。オリンピック(五輪)イヤーを縁起のいいパワースポットからスタートした。

東京五輪での金メダルを見据え、その先にはリーグ3連覇、2年連続で敗退しているCS突破、そして日本シリーズでの日本一を目指す。チームと侍の両輪で貢献できれば、このオフに続く年俸大幅アップが見えてくる。「シーズン最初が大事。スタートダッシュを切れるようにやっていく」と“五重”の喜びが詰まった1年にするため、オフから鍛え上げていく。

キーワードには「無」を挙げ「ケガが無いよう、無難に、一喜一憂しすぎることが無いように」と、心の境地を語る。イベント後は楽天浅村らと自主トレのため、急いで愛媛・今治へ移動。「打撃ではすべての数字でキャリアハイを目指したい」と、パワフルに宣言した。【栗田成芳】