阪神のルーキー勢8選手が2軍キャンプ初休日の6日、高知・安芸市内の安芸水産を訪問し、ちりめん加工場を見学し、ドラフト4位遠藤成内野手(18=東海大相模)が「食レポ対決」で話題をかっさらった。釜揚げちりめんと生しらすを「あいがけ」した絶品のどんぶりに舌鼓を打った。ドラフト1位の西純矢投手(18=創志学園)は「生しらすは初めて食べました。めっちゃおいしい。とろっとしていておいしいです」と笑顔。食卓を囲んで、順番に食レポしていった。

2位井上 しらすがおいしくて、ゴマとノリがマッチして、よりおいしい。

3位及川 今まで新鮮なしらすを食べてこなかった。新鮮なしらすを食べて、しらすの味が強いですね。

5位藤田 (備え付けの)ゆずをかけ過ぎて、酸っぱいです。

6位小川 新鮮な海の幸をいただいて、口のなかが「海」という感じです。

育成1位小野寺 新鮮な魚で、プリプリしてて、口の中に一瞬で広がって、おいしいです!

育成2位奥山 生しらすと普通のしらすを楽しめてとてもおいしい。

大トリを務めたのが遠藤だ。「アンゲイ市のおいしいしらすを食べて格別です!」と評すると周囲は大爆笑。阪神伝統のキャンプ地の安芸市(あきし)を「アンゲイ」と読み間違えるハプニングに、食レポの趣旨はかすんで、すべてを持って行った。西も「自分の思うMVPは遠藤の食レポが一番よかった。安芸市をアンゲイ市と呼ぶ、あのボケが一番ウケていたと思う。MVPだなと思います」となぜか感心していた。