右ふくらはぎ痛で高知・春野キャンプでB班(2軍)調整中の西武中村剛也内野手が開幕に照準を合わせた。19日にキャンプイン後、初のノックも消化。すでに患部は完治しているが、再発防止のために慎重に調整を続けてきた。ここまでも、ランニング、打撃練習は通常にこなし「量の部分では抑えていますが、動きとしては大丈夫です」。オープン戦に入ってから実戦をこなし、開幕には間に合う見通しが立った。

1月の自主トレ中に同箇所を痛め、リハビリ組としてB班でキャンプイン。日を追うごとに順調に回復し、やれることをこつこつと積み上げてきた。フリー打撃で投手役を務めた田辺3軍統括コーチから場外に迫る特大の柵越えも披露。

その後、武隈を相手に“おかわり”も敢行した。20日の休養日をはさみ、次クールへと進む。「ゆっくりという訳ではありませんが、今はぶりかえさないように慎重にやっています」と表情は明るかった。