ヤクルトは3月31日、3日まで1、2軍ともに、自主練習期間とすることを発表した。

新型コロナウイルス感染拡大防止を目的に、全体練習は休止。1日以降の練習場所は神宮、神宮室内、戸田、戸田室内の4カ所に分ける。

選手が密集しないようにメンバーや時間を配分。練習は監督コーチと話し合ったメニューを行う。ウエートトレーニングも時間を区切り、器具は定期的に消毒している。シーズン開幕に向けて調整するが、球団幹部は「気持ちと体がバラけて、合わなくなってしまうこともあるだろう」と選手を気遣った。

この日、選手たちは1軍と2軍それぞれで集合。自主練習で体を動かした。ドラフト1位奥川は、戸田でキャッチボールなどで調整。4月中に、シートやフリー打撃に登板する予定だ。全体での活動再開は4日を予定しているが、3日に行われるNPBの代表者会議を受けて再考する可能性もある。自主練習期間中は報道陣の取材、各施設への立ち入りも禁止となった。