阪神などで活躍したトーマス・オマリー氏(59)が8日、新型コロナウイルス感染拡大に関して、日本へエールを送った。日本プロ野球外国人OB選手会(JRFPA)のツイッターを通じて動画を投稿。

胸に「Tigers」と書かれた白地のTシャツ姿で登場すると、現役時代の数々の写真が飾られた壁の前で「ワタシハ、ハンシンタイガースノ、オマリーデス。ヨロシク。ゲンキデスカ」と日本語であいさつ。「コロナウイルスが全世界で猛威を振るっているね。周囲の人と距離を保って、手洗い、うがいをしてね。お家で過ごして、みんなでこの危機を乗り切りましょう」と話した。最後に「ファイト! アリガトウ! ガンバッテ!」とエールを送ると、続けて「ハンシンタイガースファンハ、イチバンヤ!」と決めゼリフとガッツポーズで締めた。

オマリー氏は91年から阪神に所属し、95、96年とヤクルトに所属。明るい性格でファンの人気を集め、シュアな打撃を武器に93年には打率3割2分9厘で首位打者に輝いた。現役引退後は、阪神で駐米スカウトや打撃コーチ補佐などを務めた。