巨人原辰徳監督(61)、阿部慎之助2軍監督(41)、菅野智之投手(30)、坂本勇人内野手(31)、丸佳浩外野手(31)が、新型コロナウイルス医療支援として東京都に1000万円ずつ、計5000万円を寄付することが24日、発表された。

巨人からは、マスク4万枚(医療用マスクKN95=1万枚。サージカルマスク3万枚)環境除菌用クロス3000パックも寄付された。医療機関に送られる。

小池都知事が定例会見で公表し、球団を通じて5人のメッセージ動画が配信された。

◆原監督

本拠地を東京に置き、読売巨人軍は86年目を迎えております。東京が今、大変なことになっています。我々で何かできることはないか、5人が先頭に立ち、「東京コロナ医療支援基金」を発足させよう、医療関係者、医療機器、医療用品に役に立ててもらおう、医療従事者の方に感謝と敬意を込めて送ります。

全てコロナの感染者をなくすためです。我々も指示に従い、進みます。医療関係者の皆様、大変な仕事ではありますが、よろしくお願い致します。この基金の輪が広がり、お役に立ち、感染者がなくなることを願うばかりです。皆様の温かいご支援を必要としております。1人1人の自覚の中、みんなで超えていきましょう。

◆阿部2軍監督

誰もが経験したことのない、ウイルス感染が今現在拡大しております。そんな中、医療機関をはじめ、いろいろな分野で最前線で闘っている皆さんに心から感謝とエールを送りたいと思います。

◆菅野

今僕たちにできることは限られているかもしれませんが、厳しい状況の医療現場のために、少しでも力になっていきたいと思っています。皆さんもぜひ支援の輪に加わってください。

◆坂本

僕たちも試合をできない日々の中で、思い切りスポーツを楽しめる日常が1日でも早く戻ってくれることを、願っています。そのためにも、治療に携わる皆さんの懸命な働きを一緒に応援していきましょう。

◆丸

感染の危険と隣り合わせの医療現場で、大勢の感染者の命を守る闘いを続けている医療スタッフの皆さんに心から感謝します。コロナに負けずに一緒に頑張りましょう。