日の丸を背負うため、ヤクルト村上が結果にこだわる。7日の戸田球場での自主トレ後に、オンライン会議システム「Zoom」を通じて取材に対応。開幕時期は未定だが、東京五輪が1年延期になったことで昨季セ・リーグ新人王にとっては代表入りのチャンスが広がった。さらに21年はWBCも開催予定で「どっちも出られたらな、という思いもある」と目標を明かした。

自主トレ期間中は体作りに重点を置いており、体重も増加。「遠くに飛ばす、力強いスイングをすることを心がけている」と、この日のフリー打撃でも柵越えを連発した。「まずは今シーズン開幕して、自分のプレーをできるように頑張りたい。結果を残さないと(代表に)選ばれないと思っている」と開幕を見据える。成長著しい20歳は、取材後に「もう少し体を動かしたい」と、再び練習に向かった。