ソフトバンク高橋礼投手が、開幕ローテに再挑戦だ。23日、ペイペイドームでシート打撃に登板。キャンプ中に左太もも裏を痛めていた右腕は、故障前の2月上旬以来、3カ月ぶりに実戦マウンドに立った。

柳田、中村晃らを相手に約30球。「納得のいくボールはあまり投げられなかった」としながらも「目安の30球をしっかり投げられたし、ベースカバーにも全く不安がない形で入れた」。故障箇所への不安をクリアし、大きく前進した。

当初の予定だった3月20日開幕の時点ではリハビリ組。1度は遠のいた開幕ローテーション入りを、目指す。「間に合いますとは言い切れないけど、間に合わせるのがプロ。こうやって時間ができて可能性が出てきた。0%でないのであれば、そこを目指して頑張りたい」。昨季、千賀との2本柱で奮闘したサブマリンがついに浮上してきた。