開幕投手を務めることが確実視されている楽天則本昂大投手(29)がロッテ戦に先発。ワインドアップをノーワインドアップにし、より力を効率的に使うための新フォームで、3回3安打1失点とまずまずの投球をみせた。

則本昂は登板後「自分のやりたいことをやって、試合をつくれたらいいかなと思っていた。初回の入りとかはバッターのタイミングがずれていたので。タイミングが取りづらかったりとか、そういうのは使えると思います。体の動かし方的にまだ無駄がある。その無駄をはぶいて、いかに効率よく体を動かせるかがカギ。それを次回、修正してやれたら」と笑顔を見せた。

新フォームは臀部(でんぶ)がポイントだとし、ワインドアップをやめたことについては「しっかりとケツで力をためて、ケツで回転できるようにというのを目指してやっていて。今までは力任せな部分があったんで、体の構造的にこう動かせば必然と力がでるというのを、今やっているんで。そう動かすにはワインドアップをやめようとなった」と説明した。