三塁レギュラーを目指す日本ハム横尾俊建内野手と野村佑希内野手が6回に、豪快弾でアピールした。

まずは1点を追う6回1死二塁の場面で、6番DHでスタメン出場の横尾が左翼席上段へ逆転の2ラン本塁打。「しっかりと自分のバッティングができました。今シーズンは、たくさん“おにぎり”を握れるように頑張ります」と練習試合再開後の初アーチ後に見せたおなじみの“おにぎりポーズ”も特大に握った。

さらに7番三塁でスタメン出場した野村も左翼席上段へ特大のソロ本塁打で続いた。「打ったのはインコースの真っすぐです。3-1から狙っていたボールを、しっかりと仕留めることができてよかったです」とコメント。これで2日からの練習試合では中田と大田に並ぶチームトップ3本目のアーチとなった。

開幕三塁争いは、大本命だったビヤヌエバが5月末に虫垂炎の手術を受けて開幕に間に合わない見通しで、本命の横尾を高卒2年目の野村が猛追している展開。その両者が魅力的な長所を発揮した。