阪神が逆転負けを喫し、開幕から3連敗となった。

前日まで4番に座っていたジャスティン・ボーア内野手(32)を6番に下げ、2番だった近本光司外野手(25)を1番に据えるなど、大幅に打線を組み替えて臨んだ第3戦。近本が1回に先頭打者本塁打を放ったが、4回に逆転を許した。改造された打線は終わってみれば、5安打1得点。ボーアは4打数無安打で、この日も来日初安打とはいかなかった。巨人との開幕3連戦で3連敗を喫したのは球団初。

試合後、矢野燿大監督(51)は「やっぱり多くランナーに出るというところがもっと必要。(調子がいいのは)嘉男(糸井)とマルちゃん(マルテ)ぐらいかな、全体的に。なかなかつながりというのがどうしても…、そういうもんなんだけど。6番にJB(ボーア)を動かしたって、そこに回ってくるというのはあること。誰か1人が打ったから勝つっていうモノでもないけど。ちょっと全体の…、(この3試合)2点、1点、1点か。どう点を取るとかということを、まず1人1人の状態を上げていきながらということになると思う」と話していた。