阪神が逆転負けを喫し、開幕から3連敗となった。矢野燿大監督の一問一答は以下の通り。

-ガルシアが4回に失点

点が取れないのは、どうしてもバッテリーにプレッシャーがかかるし、慎重にもなる。いろんな要素はあると思うけど。どっちかというと点が取れないというのがね。

-打順を組み替えた

練習試合の後半からみんなの状態が上がってないというままね。流れが良くなかったんでね。それだったら、変えてみようかなというところでね。

-近本が本塁打

先頭打者で今日はいいスタートを切ってくれたけど。状態自体はもっと上がると思う。あいつがランナーに出てね。今日も盗塁がアウトになったけど向こうがうまくプレーしたと思うし。やっぱり多くランナーに出るというところがもっと必要な。嘉男(糸井)とマルちゃん(マルテ)ぐらいかな、全体的に(見て調子がいい打者は)。なかなかつながりというのがどうしても…、そういうもんなんだけど。6番にJB(ボーア)を動かしたって、そこに回ってくるというのはあることやし。誰か1人が打ったから勝つっていうモノでもないけど。(3試合で)2点、1点、1点か。というところでどうしても、この球場では苦しい。点を取るしか。どう点を取るとかということを、まず1人1人の状態を上げていきながら、ということになると思うけど。

-ボーアは打順を下げて気持ちも楽になる

それがどう出るか、今日も結果的に打っていない。替えたからって、分からないけど。昨日のままいくよりは、俺のなかでも、そういう気持ちもありながら。1本出て、またキッカケつかんでくれたらなというところで替えた。

-サンチェスとは初対戦で難しいところも

そこまで難しいと思わんかった。ウチの状態がやっぱり。向こうがいいというよりも、ウチの状態の方かなという感じはする。

-苦しいスタートとなったが、ベンチは声も出ている。1つ勝てば変わる

もちろんね、そう思ってやるしかない。俺も(19日の開幕戦セレモニーで)あいさつさせてもらったように、いきなりね、こういう苦しい状況になったので。でも、あそこで言ったようにチャレンジして、そのスローガン、苦しいときにどうできるかを試されるところ。俺も監督として先頭に立ってやっていきたい。ベンチ全体としてみんな声を出してくれて、一塁まで走るとか何とかしたいというのはね、それぞれ出してくれている。我慢して、そういう姿を見せていくところからきっかけをつかむことかなと思う。それは続けて、もっとできることはやりたい。

-巨人は意識する相手と言っていたが、3連戦はいいところを出させてしまった

それは受け止めてやっていかなあかんところはあるけど、うちの良さがちょっと出せなかったっていうね。もちろん、ジャイアンツには去年負け越してるし、優勝チームでもあるので。意識して。いいスタート切りたかったけど、これをバネにしてやるしかない。