ヤクルトは、20失点を喫して大敗した試合から一夜明け、接戦を制した。高津臣吾監督は「昨日のゲームがやっぱり、みんなにも心に残っていて、今日が勝つか負けるかですごく大きなゲームだと思っていた。みんな気持ちを切り替えて臨んでくれたので、いい結果につながった」と振り返った。

先発原は初回に1失点。4試合連続で初回に先制される嫌な流れになったが、最少失点に切り抜けたことが勝利につながった。2回以降は無安打に抑え、今季2戦2勝の原について、指揮官は「前回も点をとられて、そのあと粘った投球だった。まだ全開とは言えないが、あそこまでゲームを作ったので、よく頑張った。よく粘った」と評価した。

救援陣も踏ん張り、6回1死満塁から登板した3番手長谷川は、阪神近本、糸井を抑えてガッツポーズ。その後も無失点リレーで、連敗を2で止めた。

高津監督は「昨日のゲームがすごく心に残ったので、今日勝てて本当によかった」と話した。