阪神藤浪晋太郎投手は中5日で5日の甲子園巨人戦に先発し、「三度目の正直」を狙う。

投手陣は今季ここまで4番岡本に打率3割5分7厘と打ち込まれているが、「いい打者ですが、特別何か変わったことをするのではなく、要所で抑えられるようにしたい。余計な走者を出さず、勝負どころでしっかり抑えられるようにしたい」。前回7月30日ヤクルト戦は7回4失点で2敗目。失策絡みの失点に苦しんだ形で、自責1と上々の内容だった。今季3戦目は676日ぶりの1軍白星に期待がかかる。

甲子園では17年4月27日DeNA戦で白星を挙げた後、登板9戦連続で勝ち星から見放されている。一方で8月の甲子園では通算4戦2勝0敗、チームは4戦全勝と心強いデータもある。1196日ぶりの甲子園勝利へ。「もちろん勝ちたいですけど、まずはゲームを作ることに集中して、チームに流れを呼び込める投球をしたい」と冷静に腕を振る。