ソフトバンクは8日、デニス・サファテ投手(39)のSNSでの発言について言及した。三笠杉彦取締役GM(46)が楽天戦の前に、楽天生命パーク宮城で取材対応し「引退だ、と言ったつもりはなくて、そうなるかもしれないという意図と聞いている。日本を旅立つ前に状況や感謝を伝えたかったということ」と説明した。「現時点では何も決まっていない」とし、球団は今後について、米国での診察後に再度話し合いの場を設ける予定だという。

18年に手術した右股関節の再診療、治療のため米国に一時帰国している右腕は7日に自身のSNSで「手術が必要なことがわかった」と再手術の可能性を明かし「ショックを受けましたが、私は20年間野球を続けてきて、もうすぐ40歳になる。神様は私により良い計画を用意してくれてるのかもしれない」と現役引退を示唆するようなコメントを残していた。

サファテは17年に日本新となる54セーブを挙げチームを日本一に導いたが、翌18年は右股関節手術の影響で6試合のみ登板。19年以降は1軍登板がない。18年には契約を延長し、21年までの3年契約を結びなおしている。