▼ヤクルト小川泰弘投手が昨年9月14日大野雄(中日)以来、プロ野球82人、93度目のノーヒットノーランを達成した。ヤクルトでは06年5月25日ガトームソン以来8人、9度目。許した走者は四球の3人と失策で2人。ノーヒットノーラン試合での失策は1リーグ時代の40年三輪(タイガース)の3失策が最多で、2失策以上は7度目。2リーグ制後に2失策は70年渡辺秀(巨人)99年佐々岡(広島)に並び3度目の最多失策走者だった。

▼小川はプロ入り最多の10三振を奪って135球で達成。1リーグ時代には投球数不明の試合があり、2リーグ制後に135球は、延長11回で達成の73年江夏(阪神)142球、06年ガトームソン139球に次いで3番目に多い。ノーヒットノーラン試合で自身初の2桁奪三振は52年大友(巨人)85年田中幸(日本ハム)87年近藤(中日)に次いで33年ぶり4人目。