オリックス山本由伸投手(22)が、連続イニング奪三振を日本人最長の「25」に更新する快記録を打ち立てた。これまでは1968年(昭43)江夏豊(阪神)らの23が最長だったが初回からエンジン全開。栗原を斬って江夏に並ぶと2回は甲斐と牧原、3回はグラシアルを仕留めて達成した。

▼山本が7月26日楽天戦の3回から、この日の3回まで25イニング連続奪三振。連続イニング奪三振の記録は15年サファテ(ソフトバンク)の43イニングが最長で、25イニングは歴代3位。

日本人では68年江夏(阪神)80年木田(日本ハム)19年種市(ロッテ)の23イニングを上回る新記録となった。ちなみに、山本は記録を続けた5試合の成績が0勝1敗。連続記録上位の投手で期間中に1度も勝てず、しかも黒星がついたのは山本だけだった。