阪神元監督で日刊スポーツ評論家の真弓明信氏(67)がライブ評論します。6回にサンズが2打席連続となる本塁打でさらに1点を追加。真弓氏がサンズの良さを語った。

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-サンズが6回に甘いスライダーを逃さなかった

真弓氏 柳は4回と違い、走者のいない場面では思い切って内角を突いていた。サンズの打席もそうだ。ただ、3球目の内角球をしっかりと振って、ファウルにした。このスイングを見せられると、バッテリーも内角に投げづらくなる。外角のスライダーを決め球としたが、甘く入った。サンズは失投を逃さなかったが、1発で仕留められるのが彼の良さだ。1試合の中で、投手は意外に失投が多いもの。そこを仕留められるかどうかだ。