今秋ドラフト候補の最速148キロ左腕天理大・森浦大輔投手(4年=天理)が、奈良県内の同大グラウンドで行われた関大との練習試合に先発した。

この日の最速は145キロ。曲がりの大きいスライダーを武器にテンポよくアウトを重ね、4回1安打無失点。「変化球はよかったが、直球がまだまだですね」と納得はいかない様子。

この日は巨人、ソフトバンクが視察。巨人榑松(くれまつ)伸介スカウト部次長は「1球1球の質がいい。制球もいいしキレもある。上位候補」と評価した。本人もプロ志望届を近々出すという。所属する阪神大学野球連盟の秋季リーグが新型コロナウイルスの影響で9月5日から21日に延期されたが「調子を維持したい」と話した。