ピンチでリリーフ登板した阪神能見篤史投手(41)が、まさかの形で勝ち越しを許した。

7回、先発の青柳が2死二、三塁とし、左打者の山崎を迎える場面で左腕の能見に交代。山崎に投じた初球、145キロ直球をはじき返されると、打球は能見を強襲。能見は地面に落ちたボールを捕球しようと試みたが、無念にも左手からこぼれ落ちた。記録は失策で、三塁走者の生還を許した。

能見は崩れ落ちたまま、しばらく立ち上がれず。治療のためベンチに下がったが、そのまま降板。岩貞がマウンドに上がった。