西武が山川穂高内野手を三塁起用する奇策に出た。14年以来6年ぶりに三塁に入った山川は、登録抹消の中村から借りたグラブで、2度の守備機会を難なくこなした。

ただ打線は10安打も、5回の大量失点が響き勝機を逸し連勝は4でストップ。それでも2カード連続勝ち越しに、辻監督は「そんなことで満足していられない。うちは負けられないという気持ちでこれからもやっていく」と次を見据えた。