ソフトバンクのジュリスベル・グラシアル内野手の2本の豪快弾も空砲となってしまった。

1点リードの4回1死走者なしの場面。石川の146キロの直球を振り抜くと、打球はバックスクリーン右のスタンドに飛び込んだ。2試合ぶりの4号ソロ。「今年一番の当たりだと思うし、打った瞬間入ると思った。いい追加点になってくれてよかった」。2点を追う9回にも、益田の136キロのカットボールを左翼席へ突き刺す5号ソロ。チームは敗れ、2位ロッテに2・5ゲーム差に迫られた。