右上肢のコンディション不良で2軍調整中の阪神藤川球児投手が10日、ブルペン投球の強度を上げた。

鳴尾浜で残留練習に参加。予定していたシート打撃での登板はグラウンド不良のため中止となったが、ブルペンで約40球を力強く投げ込んだ。見守った安藤ファーム育成コーチは「だいぶ仕上がっている。次のステップにいけるまで、状態は上がっていると思う」。今季限りでの現役引退を表明している右腕が、実戦復帰に向けて前進している。