阪神の41歳ベテラン左腕、能見篤史投手が11日、今季初めて出場選手登録を抹消された。今季はチーム4番目に多い22試合に登板し、防御率5・74と安定感を欠いていた。

3連投となった前日10日DeNA戦(横浜)は3点リードの4回に2番手で登板。新人蝦名にバックスクリーン直撃のプロ初本塁打、戸柱にもソロと2者連続弾を浴び、1死しか取れず2失点で降板した。

投手陣は能見を含めて6人の1、2軍入れ替えを敢行し、ブルペン陣を増強。10日にプロ初先発した斎藤友貴哉(25)と望月惇志(23)も登録から外し、8月下旬にオリックスからトレード加入した小林慶祐(27)と約1年半ぶりの1軍となる桑原謙太朗(34)、浜地真澄(22)を登録した。