阪神の4番ジェリー・サンズ外野手(32)が2試合連発となる18号ソロで追加点を挙げた。2点リードの6回。先頭打者でフルカウントから2番手菊池保の甘く入ったスライダーを強振。バックスクリーン左まで運び、先発西勇に援護点をプレゼントした。

「強く打てるボールを待っていた中で、最後に甘くきたボールを仕留めることができたよ。バックスクリーンを狙っていたけど、少しそれちゃったね(笑い)」

今季、甲子園でバックスクリーンに本塁打を打った阪神の選手には、副賞として100万円が贈られる。すでに2発を放って200万円を獲得しているサンズは、わずかに逃した3発目に絡めてアメリカンジョークも飛ばした。

9月のサンズは10戦6発と量産態勢で、本塁打数はこの時点でトップの巨人岡本(19本)に1本差まで迫った。

初回に先制適時打、4回は内野安打を放っており、猛打賞とした。