阪神は13連戦初戦を白星で飾った。

打線が11安打を放ち、取って取られての展開を制した。初回、先頭の近本が右越え二塁打で出塁し、相手の暴投で先制。2回に逆転されたが、4回2死満塁から7番原口の左前2点適時打で逆転。5回に再び同点とされたが、打線の勢いは衰えず、3番糸井がバックスクリーンへ決勝2ラン。中日先発の勝野を5回6安打5失点で引きずり下ろした。

6回には5番大山もバックスクリーンへソロ。この回登板した中日2番手の藤嶋の出はなをくじく1発で、本塁打数は22本。リーグトップの巨人岡本とは1本差となった。

先発の高橋は6回8安打3失点と粘投し、今季3勝目。この日でチームは、甲子園での中日戦を7戦全勝。新型コロナウイルスの集団感染の影響で選手を複数人入れ替える非常事態を、総力戦で乗り切った。