阪神は終盤の失点が響いて広島に敗れ、3位中日と1・5ゲーム差になった。先発の岩田は5回途中6安打5失点で降板。6回まで広島に2点差も、7回に4番手で登板した斎藤が、先頭松山のフェンス直撃三塁打から4安打3失点。広島打線を止められなかった。 矢野燿大監督の談話は以下の通り。

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-先発岩田は四球絡みで苦しんだ

四球もあるけど、ちょっとコントロールが悪すぎたわな。全然、修正できていない中である意味、粘っていたというのもあると思うけど、そんなに甘くはないというか。途中で修正してくれたらいいなと思っていたけど、思うところにいっているボールが少なすぎた。

-序盤は岩田は粘って、打線も得点を取った

もう1点取れるようなところで点取るとか。岩田もあと1人のところまで来たからね。粘れなかったというのと、点取れなかったというのがこういうゲームになったかな。

-中継ぎもやりくりが大変

いや本当にちょっとしんどい。でも出ていくメンバーにとってはチャンスなんで、そこをつかみ取ってほしいなと思うけど、今日の谷川以降、能見はしっかり投げてくれたけど、あそこで1点でも少なくというところで。本人もその思いでいっているんだけど、プロである以上、結果を出していかなあかんと思うし、そこは苦しい状況ではあるけどね。

-サンズ、ボーアの両助っ人は状態を上げてほしい

いやだって別に…。マルテだって(いるから)どうか分からんしさ。

-小幡は?

経験することが全部あいつのプラスになると思うんで。試合に出て、全てをこれからの糧というか、してもらえればいいんで。

-1軍初登板の石井は

四球、四球で崩れたわけじゃないってところは良かったかなと思うけど。自分のボールはどうだったかとか、1軍のレベルはどうだったかとか、そういうのは分かったと思うし。腕振ってしっかり投げたかなとは思うけど。