日本ハムは15日、札幌市内の球団事務所でスカウト会議を行い、1位入札候補を大学生投手に絞った。大学NO・1左腕の早大・早川隆久投手(4年=木更津総合)に加え、鹿部町出身の苫小牧駒大・伊藤大海投手(4年=駒大苫小牧)も1位候補として名を連ねているとみられる。全体では約100人をリストアップ。北海道出身の指名候補は8選手おり、道産子が複数指名される可能性も出てきた。

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日本ハムは北海道関連の指名候補選手を8人、リストアップした。大渕スカウト部長は「けっこう、いると思います」。1位候補の伊藤を含めて例年の倍以上となる人数を残した。中でも隠し玉的な存在が、稚内出身の青森大・遠藤暉世己(きせき)投手(4年=稚内大谷)。指名されれば、現役最北のプロ野球選手になる187センチの長身右腕は最速147キロを誇り、スカウト陣がマークし続けてきた選手の1人だ。