楽天は25日、都内でスカウト会議を行い、ドラフト1位で投手を指名することを決定した。最有力候補には早大・早川。外れ1位では明大・入江が有力候補に挙がる。

石井GMは「ピッチャーでいくことになりました。今年はなかなか先発の部分が苦しかった。ここ2年は野手を中心に指名していたので、計画通りなこと。左投手が少し人数が不足しているが、将来のビジョンで言うとこだわっていない」との考えを示した。支配下で5、6人、育成で2人程度指名する予定。

“黄金の左”が出るかもしれない。ドラフト1位指名が重複した際のくじ引き役を担う。18年藤原、19年佐々木朗と過去2年は右手で引いたが、ともにロッテに「交渉権確定」をもっていかれた。「左で引くと、僕は運を使ってきたので右手にしようと思っていますけど、勝負をかけるなら左にしようとも思う」と日米通算182勝を挙げた左腕でくじを引く可能性も示唆した。