ヤクルト3年目右腕の金久保優斗投手(20)が26日、神宮外苑で行われた投手練習に参加した。29日の広島戦(マツダ)でプロ初先発をすることが、決定的となった。

金久保は、22日の巨人戦で中継ぎとして1軍デビュー。4点を追う4回から登板し、2回を無安打無失点に抑えた。5回には巨人の主軸の坂本、岡本、丸を3者凡退に抑える堂々の結果を残し、初の先発に抜てきされた。

今季、イースタン・リーグでは9月から先発調整しており、4試合に先発し1勝2敗だった。

18年に右肘のトミー・ジョン手術を受け、長期間のリハビリを経験した。「とにかく腕を振って、ストライクを投げて2軍でやってきたことを1軍で結果を残せるように頑張りたい」と話しており、ようやくたどり着いた1軍の舞台で輝く。