ソフトバンク工藤公康監督(57)は、ドラフト1位で指名した花咲徳栄・井上朋也内野手(3年)について将来の大型野手に成長することを期待した。1位に近大・佐藤輝明内野手(4年=仁川学院)を指名したが、抽選で外した。工藤監督は「3拍子そろった能力の高い三塁手。うちのタイプでいえば松田宣のように、鋭い打球でホームランも打て、将来うちの中軸を打ってくれるスケールの大きい選手になってほしい」と声を弾ませた。

チームの方針は野手補強で、09年今宮以来の高校生内野手1位指名となった。4年連続で1位指名野手こそクジで外したが「うちの内野手は年齢も上がっているし、まだ高校生ですが大きな選手になってほしい」と将来性ある内野手補強を喜んでいた。