虎が佐藤を引いた! プロ野球のドラフト会議が26日に都内で開催され、阪神が4球団の競合の末、アマNO・1スラッガー近大・佐藤輝明内野手(4年=仁川学院)の交渉権を獲得した。

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佐藤輝明(さとう・てるあき)

◆歩み 1999年(平11)3月13日、兵庫・西宮市生まれ。甲陵中では軟式野球部に所属。仁川学院では高校20本塁打。近大では1年春からレギュラー。2年春から3季連続ベストナイン(2年春は外野手、2年秋と3年春は三塁手)。リーグ戦新記録の通算14本塁打。

◆サイズ 187センチ、94キロ。右投げ左打ち。ベンチプレス130キロ、左右の握力75キロ。

◆家族 父博信さん(53)、母晶子さん(48)、次男で関学大野球部の太紀内野手(2年=関西学院)、三男の悠くん(10)。博信さんは日体大の柔道部(86キロ級)で、現在は関学大の准教授。

◆ターニングポイント 高校2年冬にプロに行きたいと筋力トレーニングに目覚める。自室から勉強机を移動させてベンチプレスができるように変更し、親をあぜんとさせた

◆意外な一面 手先が器用で「帰宅中は折り紙を折ったり、小さいのをいろいろ作ってます」

◆モノノフ ももいろクローバーZ・高城れに推し。好きな曲は田中将大のために作られた「吼えろ」。将来はももクロにオリジナル登場曲を希望。「作ってもらえるように頑張ります」

◆対戦したい投手 近大の1学年先輩オリックス村西。(同じく4球団競合の早川は)「間違いなく今年で1番の投手。対戦したら打てるように頑張ります」

◆阪神ファンの印象 「熱狂的というか甲子園の雰囲気とかもそうですけど、そういうところがすごいイメージがあります」