阪神は今季初のブルペンデーが機能し、7投手で1失点リレー。「オープナー」藤浪の好投から最後は藤川が試合を締め、負ければV逸の崖っぷちから4連勝とした。

藤浪は中継ぎへの配置転換前となる9月13日広島戦以来の先発。初回に2死満塁から押し出し四球で先制を許すも、最少失点で切り抜けた。2回以降は立ち直り、4回まで無安打投球。4回1失点(自責0)で2番手岩貞にバトンをつないだ。

同点の5回を岩貞が無失点に抑えると、直後にマルテが勝ち越し適時打。その後は打点王を争う大山が2本の適時打を放つなど、点差を広げた。救援陣は3番手以降をエドワーズ、桑原、岩崎、谷川と継投。9回2死からは今季限りで現役を引退する藤川が試合を締めた。