阪神近本光司外野手(25)が4安打の固め打ちだ。2点を追う7回1死一、三塁。パットンの初球チェンジアップをとらえ、ライナーで右前タイムリーを放った。「チャンスの場面でしっかり初球からスイングできたことが結果につながったと思うので、打つことができて良かった」。この日はシングルヒット4本を量産。打率は今季最高の2割9分9厘まで上昇し、3割台到達目前だ。また、2盗塁を重ね、新人だった昨季の36盗塁から2季連続で30盗塁に達した。阪神選手の新人イヤーからの2年連続30盗塁以上は球団初の快挙だ。